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日本の高校生はなぜ自己中心で刹那的なのか

ちょっとネタが古くなってしまったが、どうしても扱いたい内容がある。
以下の新聞記事だが、日米中の高校生にアンケートを取った結果の記事だ。

自己中心で刹那的-日本の高校生 米中に比べ際立つ低さ

「今が楽しければ」将来に希望抱く高校生は24%

どうもこれらの論調を見ると、何か新しい仕組みで子供の考えを変えさせようという感じが受け取れる。
それってどうなんでしょうか?

問題の根本を見誤っているような気がするのは、私だけでしょうか。
日本の高校生が自己中心で刹那的な傾向なのは、日本の社会や大人を見てそうなっているのだと思う。

 将来に備えてしっかり準備しようという米・中に対し、日本は「今が楽しければ」という享楽志向が強く、学校以外では勉強しないという割合も際だって高かった。

この読売新聞の文章が、そのことを表している。
将来に備えてしっかり準備しようという発想は、今の日本の社会で考えなさいというのは難しくはないだろうか。

読売新聞の3月16日の社説にこんなことが書いてある。

 自国に誇りを持っているか、の質問に「持っていない」と答えた日本の高校生は半数近くに上った。国旗・国歌を誇らしく感じるという生徒は米、中ともに5割前後いるが、日本では1割強だ。

これを読んでアメリカは5割もいるのかと思った。
武力で他国に脅威を与えている自分の国に誇りを感じている人が半数を占めるのだ。
ちょっと恐ろしいと感じた。

それに比べて、自分の国を不甲斐ないと感じている日本の高校生の感受性のほうが、怖さを感じる部分は少ないと思った。
でも問題なのはその次だろう。
もし日本の高校生が自国に誇りを持てないのだとしたら、自分たちが変えていこうという気になってもらいたい。

さらにこんなことも書いてあった。

 誇りも何も感じない、という日本の生徒が国旗で57%、国歌で65%もいる。1989年の調査より増えた。学校式典での国旗・国歌に「起立して威儀を正す」ことをしない生徒は7割に上る。イデオロギー的な嫌悪感を示す教師の存在が、背景にある一つの要因ではないか。

自国に誇りをもてないことを、学校などの教育現場に問題があるように書いているが、これこそ馬鹿げている。
よほど高校生のほうが、問題の根本をきちんと感じているのではないのだろうか。

調査から浮かび上がった問題点を、日本社会全体が重く受け止めるべきだ。

この一文には賛成だ。
ただ受け止め方を間違えてはいけない。

疲れきった顔や暗い顔をした大人がたくさんいるのに、いくら一生懸命教育で誇りを持つようにしようとしても、何も変わるはずがない。
手本となるべき大人が、一人ひとり魅力のある生き方をしていれば、自国に誇りを持つ高校生が増えるのではないだろうか。
それが我々ができる些細ではあるが、誰でもできる大きな一歩だと思う。

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