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ホリエモンのビジョンはどこへ行くのか

いよいよホリエモン勝利という見方が多くなってきた。
ますます今後の展開から目が離せない状況である。

たくさんのブログを見て、いろいろな意見を読みたいのだが、悲しいことになかなか時間が取れずにいる。
そんな中で見たブログが、Think difficult!のニッポン放送株問題が提起する新たな論点という記事。

 そもそもホリエモンの言う「メディアとネットの融合」ということ自体が具体的にわかりにくいという批判がある。「単なるマネーゲームではなく、ビジョンを示せ」という声に対して、ホリエモンのほうは機会を捉えていろいろと言っているようだが、これがまた要領を得ない。これは、ホリエモン自身も実はよくわかっていない(確たるビジョンあるいはビジネスモデルがあるわけではない)のか、わかってはいるけど他人にわかるように説明できないのか、あるいは単に手の内を明かさないだけなのか、という疑問もさることながら、それ以上にいまのマスメディア(つまりホリエモンの言説を理解して報道する側)にそもそもホリエモンの言い分を理解する能力、あるいは理解しようとする意思が欠如しているからではないかという気がしてならない。

私はこの意見にほぼ同感である。
ただ私には、「ホリエモン自身がよくわかっていない」というよりも「ホリエモン自身がどうしたらいいか決めかねている」ように感じる。
確たるビジョンを、今現在は用意することができないのではないのかと思う。

というのは、今回の騒動の流れを見ていると、一気に大きな改革を行って、これ以上反感を買うのは得策ではないと考えているように思う。
そしてこれは私の意見だが、ゆっくりじっくり確かなビジョンを確立していけばいいのではないのだろうか。

だからニッポン放送がライブドアの傘下になったとしても、当面は大きな変化は起きないような気がしている。
これからどう変化していくのか何もわかっていないのに、出演拒否を表明している方がいるようだ。
その行動がいったい何に起因しているのだろうか。
よくわからないので、教えて欲しい。

伊達に30そこそこで「百億稼ぐ男」になったわけではないわけで、彼がそういう「嗅覚」に優れていることは認めなければなるまい。マスメディアとネットが交錯する場になにかしら新しいビジネスチャンスがありそうだと感じ取ったからこそ、彼は今回の買収劇を仕掛けたのだろう。

私もこのホリエモンの「嗅覚」は評価に値すると思っている。
今はこの「嗅覚」を信じてもいいのではないかと感じている。間違った方向に流れた場合に止めることができるのならば。

「メディアとネットの融合」はなにもホリエモンの専売特許ではない。メディアの側からそれを仕掛けたって一向にかまわないのではないか。

私はこっちの方が興味があるし、期待するところが多い。
インターネットが普及し始めた頃は、そういう動きが少しあったのに、最近はほとんど見られない。
残念だが、放送業界の怠慢と言っていいと思う。

個人的にはこっちのベクトルの方が、面白いことがいろいろできそうな気がします。
これもホリエモンにがんばってもらわないといけないんですかねぇ。

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「ニッポン放送株関連」カテゴリの記事

コメント

のっぽのっぽさま
TBありがとうございます。こちらからもTBさせていただきました。
ほんと、マスメディアの人たちは、もっと「前向きに」考えてほしいものですね。

投稿: tsujita | 2005.03.24 15:36

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