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音に身をゆだねる時間 レイハラカミ「lust」

レイハラカミの新譜「lust」を買った。
新作を楽しみにしている数少ないアーティストの一人の4年ぶりのアルバムだ。

1曲目を聴き始めてすぐに、「変わってない」と感じた。
一聴してレイハラカミだとわかる音世界が、自分の目の前に広がる。
ぬくもりのある音色を聴いて「ただいま。またここに帰ってきました」という感覚を抱いた。

「変わってない」が「同じ」ではなく、レイハラカミのその時その時が記録されている。
常に変化しつづけることが良いことのように語られることが多いように感じるが、変わらない個性を表現しつづけることも大切である。
このCDを聴いて、そんなことに思いをめぐらせた。

今もそうなのかはわからないが、レイハラカミは京都に住み曲作りをしていると聞いたことがある。
やわらかい音が多用されるのは、それが影響していると私は思っている。

東京で生活していると、やわらかい音が好みなのに自分の作る曲には、ついとがった鋭い音を使ってしまう。
これは周りで鳴っている音に負けんとするためだろうか?
そんなことについても考えた。

レイハラカミの音楽を聴くとき、私はただその音に身をゆだねてしまう。
ゆだねている間は、何ものにも支配されない穏やかな感じを楽しむことができる。
時間が流れていることさえ意識せずに。
そんな時間を過ごしたくて、私はレイハラカミの音楽を聴くのかもしれない。

またそんな時間を持てることを、ただただ喜んでいる。
しばらくヘビーローテンションになりそうだ。

レイハラカミのブログはこちら

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JR福知山線脱線事故報道の裏側

日本全国・見たいもんはみたいぞの会の記事【見てきた】JR福知山線脱線事故現場で私が見たもの。を読んだ。
その記事内のリンクのひとつである一日一杯の記事、クレーン取材の写真を見て言葉を失った。

テレビを見ているだけでは、この光景は想像できませんでした。
ここでは多くは語りません。

日本全国・見たいもんはみたいぞの会の記事にあるリンクの写真を見て、そこから感じ取れるものについて個人で一度考えて見るべきでしょう。

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チルソクの夏

最近日本映画にはまりつつある。
それも大作ではない作品である。

もともと大作よりも、こぢんまりとした作品が好みなのだ。
5.1chサラウンドを活用しようと、DVDで大作を中心に見ていた反動かもしれない。
ハートウォーミングな作品を欲している。

そんなタイミングで「チルソクの夏」という日本映画を見ました。
公式応援サイトはこちら
ちょっとネタバレになってしまいますが、こちらもよくまとまっているブログなので、興味があったら見てみてください。

見終わってから、「なごり雪」がしばらく頭を離れなくなって困った。
70年代終わりの歌謡曲がたくさん効果的に使われていて、とにかく印象に残る。

映像が当時の雰囲気をうまく出しているので、それらの歌謡曲が使われても懐かしさよりも「当時はこんな感じだった」と納得させられた印象だ。

日本映画って、こういう小粒の作品にいいものが多いような気がする。
残念なのは、この作品が世間一般にぜんぜん知られていないこと。

メディアは派手な大作を多く取り上げて、こういう地味な作品はなかなか扱ってくれない。
でも日本映画って、地味だけどしみじみ心にぐっと来る作品が得意なのだと思う。
本当にいいものを広めてほしいものだ。
とにかくおすすめです。

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