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音に身をゆだねる時間 レイハラカミ「lust」

レイハラカミの新譜「lust」を買った。
新作を楽しみにしている数少ないアーティストの一人の4年ぶりのアルバムだ。

1曲目を聴き始めてすぐに、「変わってない」と感じた。
一聴してレイハラカミだとわかる音世界が、自分の目の前に広がる。
ぬくもりのある音色を聴いて「ただいま。またここに帰ってきました」という感覚を抱いた。

「変わってない」が「同じ」ではなく、レイハラカミのその時その時が記録されている。
常に変化しつづけることが良いことのように語られることが多いように感じるが、変わらない個性を表現しつづけることも大切である。
このCDを聴いて、そんなことに思いをめぐらせた。

今もそうなのかはわからないが、レイハラカミは京都に住み曲作りをしていると聞いたことがある。
やわらかい音が多用されるのは、それが影響していると私は思っている。

東京で生活していると、やわらかい音が好みなのに自分の作る曲には、ついとがった鋭い音を使ってしまう。
これは周りで鳴っている音に負けんとするためだろうか?
そんなことについても考えた。

レイハラカミの音楽を聴くとき、私はただその音に身をゆだねてしまう。
ゆだねている間は、何ものにも支配されない穏やかな感じを楽しむことができる。
時間が流れていることさえ意識せずに。
そんな時間を過ごしたくて、私はレイハラカミの音楽を聴くのかもしれない。

またそんな時間を持てることを、ただただ喜んでいる。
しばらくヘビーローテンションになりそうだ。

レイハラカミのブログはこちら

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