風の谷のあの人と結婚する方法/須藤元気

今日読んだ本は、「風の谷のあの人と結婚する方法」という本です。

ジャンル分けするとなると、哲学とか思想とかになるのでしょうか。
須藤元気という人の考えが書かれています。
(須藤元気は格闘家であり、俳優でもあります)

いろいろと気になることが書いてありましたが、
その中のひとつを紹介します。

『私が』幸せになるのではなく、『私たちが』幸せになる--- いつもそう考えて行動していると、最終的には大きな成功がやってくる

そんなの当たり前じゃん、と思うようなことを
いざ言葉にするのって、結構難しいことです。

そのようなことを、いろいろ書いてあり考えさせられることが多かったです。
ほかにも、まだたくさんあるので、また紹介したいと思います。

ちなみにナウシカのことは書かれていません。

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わかりやすく伝える技術/池上彰

最近、元NHKのキャスターだった池上彰氏をよくテレビで見ます。

実にいろいろなことをわかりやすく解説しているので
そのノウハウはとても気になるところです。

地元の図書館に「わかりやすく<伝える>技術」という新書があったので
借りてみました。

元々はNHKの記者をしていて、キャスターに転身した人なので
その経歴が今のスタイルに大いに影響しているのが、よくわかりました。

僕が特に気になったのは、この本の冒頭の以下の記述。

あなたがテーマパークに遊びに行ったとしましょう。 どのアトラクションに乗るか、どのショーを見るか、 事前にパンフレットを入手したり、入り口で園内の地図を見たりして、 どこに行くか決めることでしょう。

私はわかりやすい説明とは、相手に「地図」を渡すようなものだと考えています。

この本では、この文の内容に沿って、いろいろなノウハウを
経験を交えて細かく説明しています。

池上氏の著書は楽しく読めて、納得されられることが多いです。
ぜひ、一読をおすすめします。
読み物として読んでも、なかなかおもしろい本だと思いますので。

これから何か説明する際には、池上氏の以下の文章を思い出して
わかりやすい説明になっているかを、心がけたいです。

わかりやすい話をするために、まず大事なのは 「聞き手に、リードという地図を示す」ことです。 地図を示すためには、話す内容を対象化しなければいけないし、 対象化したものを階層化することによって整理ができます。 その整理されたものを地図にして示せばいいのです。

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智慧の実のことば

智慧の実のことばにあった、どうしても心に留めておきたい言葉をふたつほど。

同じ日がふたつもみっつもあるわけがない。 昨日も今日も同じだと思っているのなら、 あんたの目は世界をまちがって見ているってことだ。
自分にとって、 ほんとうに大事なことってなんだろう。 自分にとって、 ほんとうに大切な人って誰だろう。 このふたつを、本気で思っているだけで、 いい人生が送れるような気がする。

自分にとって、ほんとうに大事なこと。
これはなんだろうか。
すぐにこれという答えが出ない。
真剣に考えてみようと思う。

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明日死ぬかのように生きろ

図書館で智慧の実のことばというほぼ日刊イトイ新聞の本を借りてきた。

その中で気になった言葉を紹介する。

永遠に生きるかのように学べ。 明日死ぬかのように生きろ。

この言葉を読んで、20代の前半くらいまでいつ死んでもいいように覚悟しながら生きていたのを思い出した。
とても生き急いでいる感じがあり、今よりも緊張感を持って生きていたように思う。

1時間後に車に轢かれて死んでしまうかもしれない可能性は、いつでもあるわけだ。
だからいつ死んでも後悔しないように生きなければ、と常に意識をしていた。

最近はそれを意識することはほとんどない。
意識して生きていたときのほうが、充実した濃い時間を過ごしていることが多かったと思う。

すっかり緊張感なく生きている自分に気付かされた。
かつて持っていた意識を再び持てるようにしたい。

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収納を学ぶ

最近ここの更新が滞っているのは、収納の本というムック本を買って、インテリアの研究を始めてしまったからだ。
この本のいいところは、実際に生活している人の実例を中心に、構成されているところだ。

おしゃれさに主眼が置かれているのではなく、あくまで実用が優先している感じがいい。

収納の本やサイトに書かれているアイデアは、残念ながらそのまま自分の家に取り入れても合わないと思う。
でもいろいろなアイデアを知っていないと、自分の家を変えたいと思ったとき、急にはなかなかひらめかないものだ。

上記のムック本にも記事を書いている収納カウンセラーの飯田久恵さんは、収納に対して理論を構築していてすごい。
まだ、あなたの24時間が変わる整理・収納の法則―「快適な空間」をつくる、賢い選択 (文庫) しか読んだことがないが、ものを捨てることにさえ理論を展開していて思わず納得してしまうことが多い。

収納は奥が深いので、しばらく勉強の日々が続きそうだ。

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第3回本屋大賞

第3回本屋大賞の結果がかなり不満だ。

だって上記リンクの本屋大賞のHPに、こう書いてあるんですよ。

【設立の経緯】

売り場からベストセラーをつくる!本が売れない時代と言われます。出版市場は書籍、雑誌とも年々縮小傾向にあります。出版不況は出版社や取次だけではなく、もちろん書店にとっても死活問題です。
その状況の中で、商品である本と、顧客である読者を最も知る立場にいる書店員が、売れる本を作っていく、出版業界に新しい流れをつくる、しいては出版業界を現場から盛り上げていけないかと考え、同賞を発案しました。

結果を知らない人のために一応書いておくと、今回の大賞はリリー・フランキーさんの『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』である。

これってもうすでに、かなーり売れてますよね。
この本を選出しても、出版業界を現場から盛り上げていくことはできないと思うんですけど。

一票を投じた書店員は、趣旨をわかってるんですかねぇ。
第1回、第2回は知る人ぞ知るいい本が選ばれていたのに、残念だ。

読売新聞の4月11日(火)の記者ノートという記事にこのように書いてあった。

 第1回大賞『博士の愛した数式』と第2回大賞『夜のピクニック』は、書店の現場に支持され、受賞がヒットのきっかけとなった。そうしたプロセスが本屋大賞の注目度を高めることにもつながった。親子愛がしんみりと伝わる今年の受賞作は確かに素晴らしいが、書店員がもっと売りたい本を選ぶという当初の狙いは、やや薄まったように見える。

やや薄まったどころか、なくなったと感じる。次回を注目したい。

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意味がなければスイングはない

村上春樹の「意味がなければスイングはない」を読んだ。
ステレオサウンド誌に連載されていることは知っていたが、あえて読まずにいた。
オーディオが好きな私だが、私の志向とその雑誌の志向がまったく合わないからだ。
それに村上春樹の連載を読むためだけに買うには、あまりに高すぎる。
その連載をまとめた本ということで、読んでみることにした。

音楽に関する本は、読むたびに難しいものだと感じる。
それは音楽というのは、結局聴いてみなければわからないからだと思う。

聴いてみなければわからないものを文章にし、読ませるのにはおそらくコツのようなものが必要であろう。
村上春樹はそのコツがわかっているように感じられた。
物語を読むような感覚で、読むことができた。

音楽について書かれているものは、アーティストの背景や発言を元にし、そこから話を膨らませたものが読みやすいようだ。
わかりやすい事実なしで、音楽に関する文章を読ませるのは至難の業だ。
読者がイメージすることができないからだろう。

その点、村上春樹は膨大な知識、調査を活かして書いていて納得させられることが多かった。
ただこの本が、それほど音楽に詳しくない人が読んで楽しめる本かというと、残念ながらそうではない。
どちらかというと詳しい人向けの本だ。

ただ自分の書きたいことを書くという姿勢を貫いているので、話がぶれるということがまったくない。
知らない人に対する説明的な文章がほとんどないので、村上春樹の言いたいことがストレートに伝わってきた。

とにかく音楽の聴き方について、改めていろいろ考えさせられた。
自分の聴き方を見つめなおす、いいきっかけになったと思う。
つい何気なく聴いてしまう音楽だが、たまには真剣に向き合うことも必要だと感じた。

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自分は何者なのか?

今、みうらじゅん氏の「LOVE」(角川文庫)という本を読んでいる。
その本にこんなことが書いてあった。

 だいたい本当の自分を知りたければ、まわりに聞けばいい。たぶん自分より正しいだろう。本当の自分を知るには?僕にはまだその方法がわからない。

高校生くらいの頃は「自分がどこへ向かっているのか。この先どうなるのか?」ということに、漠然とした不安を感じていた。
しかし最近は、そんなことは気にならなくなった。

ましてや「本当の自分って何?」なんてことは、考えるだけ無駄と思っている。
自分が自分に対して思っていることと、他人が自分に対して思っていることは、まったくの別物である。
それを近づけたがっている人をたまに見るが、こっけいに見えるのでやめるに限る。

「本当の自分」を知る方法はない、と私は勝手に結論付けて勝手に納得している。
きっと本当の自分を知ったところで、何かが変わるとは思えないからだろう。

一見くだらないことが書かれているこの本だが、自分の物事に対する考え方を改めて見つめなおすきっかけを作ってくれる。
おすすめの名著だ。

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海辺のカフカで気になった文章

村上春樹の「海辺のカフカ」が文庫化されたので読み始めた。
村上春樹の作品を読むのは久しぶりである。

かつては、おたくと言ってもいいくらいに読みまくっていたのに、最近は読んでいなかった。
読み始めると止まらなくなって、きりがなくなるので、あえて避けていたのだと思う。

で、読み始めると久しぶりの村上春樹ワールドなのに、すぐにどっぷり浸ってしまっている。
乾ききった土に、水がすっと染み込んでいくようだ。

これは相性としか言いようがない。
あまりにすらすら読めてしまうのは、本当に不思議な感覚である。
この感覚は村上春樹以外では、味わったことのないものである。

さて本題に入るとしよう。
まだ上巻の半分ほどしか読んでいないのだが、どうしても気になった文章があるので、ここに引用しておく。

この世界において、退屈でないものには人はすぐに飽きるし、飽きないものはだいたいにおいて退屈なものだ。そういうものなんだ。僕の人生には退屈する余裕はあっても、飽きているような余裕はない。たいていの人はそのふたつを区別することができない

これは第13章の大島の話した内容である。
この文の内容は、前半はよくわかるが後半を理解することができずにいる。

深い、深すぎる。
もう少しで理解できそうな気もするし、ずっと理解できなそうな気もする。

しばらくじっくり考えてみる価値はありそうだ。
退屈する余裕も、飽きているような余裕もない私ではあるが。

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ウェブログ・ハンドブック

ブログを運営していると、つい本屋でブログ本を見ると購入してしまう。

今回は「ウェブログ・ハンドブック」(レベッカ・ブラッド著 毎日コミュニケーションズ刊)を読んだ。
書かれた時期がちょっと前だが、内容的には全然問題がなく、今でも通用するものばかりだった。

ただ残念ながら、金額の割には得られるものが少ないように感じた。
たまに、はっとする文章があったので、それを少し紹介したいと思う。

 全てのウェブログでリンクのリストが中心に来る必要はないが、どんなタイプのウェブログであれ、オンラインの情報源に言及する際は、それにリンクする必要があるというだけのことだ。  他のどんなメディアでも不可能な透明性を生み出し、ウェブログに信頼を与えているのはリンクなのだ。そして、ウェブログ(というより、いかなるオンラインのライティング)と単にウェブに場所を移しただけの旧来のメディアのライティングを区別するのも、やはりリンクなのだ。

なるべく記事の中に、リンクを含むようにするべく意識している私にとって、示唆に富んだ文章である。

リンクがないと、どうしても独りよがりになりがちだ。
そんな記事は広がりが出ることもなく、そこで終わってしまう。

リンク先の文章も読んで、さらにリンクがあればそれも読み、と一つの話題でいろいろな方向性が生まれてくる。

一人で考えていたのでは思いつかないような考えに、たどり着いたりする。
そして何より自分の考えに、より深みが加わるようになるのだ。

そんな影響力のあるブログを書いていきたいと、常々考えている。

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